廃用症候群とは怪我や病気によって長期間にわたり安静状態を継続することにより身体機能の大幅な低下や精神機能の低下などを引き起こすものを指します。
脳梗塞や骨折などを患った方に合併する事がおおく、主症状に加えて身体機能の低下や精神機能の低下がのしかかります。
廃用症候群は進行が早く、特に高齢の方の進行は早いといわれています。
症状は?
廃用症候群では身体を動かさないことにより生じる様々な症状が出現します。
筋委縮・関節拘縮・骨委縮・末梢神経障害・褥瘡などの「運動器障害」や心機能低下・下側肺障害などの「呼吸・循環器障害」、うつ・せん妄・見当識障害などの「自律神経・精神障害」などが現れます。
どうやって診断する?
他の病気や疾患とは異なり、単一の検査では診断せず、寝たきりになっていた期間や筋委縮の程度、関節拘縮や心肺機能の低下の程度など患者の状態や症状をみて、必要な検査を行い総合的に判断し診断されます。
治療方法は?
廃用症候群は突発的に生じる病気とは異なり、予防で防ぐことができます。
その為、治療よりも予防の方が重要視されています。
廃用症候群になってしまった方に関しては、心機能の低下や誤嚥性肺炎などでは通常と同様に投薬で治療を行うことが多く、せん妄などの精神症状にも精神系の薬を投与することがあります。
また、低栄養は褥瘡リスクを高めたり、筋委縮・骨委縮などの進行を早めるため、栄養管理などにも気を配る必要があります。
可能であれば、できる限り迅速に活動量を上げ、元々の生活レベルに戻すことが重要になります。
寝たきり状態になってしまった原因の主疾患治療の妨げにならないレベルでリハビリテーションを行うことが有用になります。
廃用症候群のリハビリはどんなことをする?
廃用症候群の患者様は一言でいえば身体が弱っている状態です。
そんな状態で負荷の高いトレーニングや訓練は禁物であり、逆効果であることも多いです。
その為、まずは運動をしていい状態なのか、どの程度の訓練なら可能なのかということを医師や看護師、栄養士などの他職種と話し合う必要があります。
その上で無理のない低負荷の運動や可能な動作トレーニング、可動域訓練などを開始し、徐々に元の日常生活に近づけていくことになります。
廃用症候群は他の病気・疾患と比較しても改善させるという点ではリハビリの占めるウエイトが大きくなります。
無料体験で試してみませんか?
「他のところとは違うの?」「よくわからないから試してみたい」といった方に無料体験を実施しております。
リハビリ・鍼灸・マッサージ費用はもちろん、訪問費や同意書の取得などは一切必要ありません。
「どこが悪くなっているのか知りたい」「自分でできるリハビリを教えてほしい」などの相談でも構いません。
お気軽にお問合せ下さい!
大阪守口、守口近郊エリア対応 訪問リハビリ・鍼灸・マッサージサービス「フォー・ユー」
訪問リハビリ・鍼灸・マッサージ 「フォー・ユー」
大阪府守口市・守口近郊エリア対応
お電話でのご予約・お問合せ
フォームでのお問合せは24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。
訪問リハビリ・鍼灸・マッサージサービス「フォー・ユー」
大阪府守口市・守口近郊エリア対応
9:00~18:00
フォームでのお問合せは24時間受け付けております。
日曜日