２０２０．６.１1
生活リハビリって何？

本日、摂津市にあるサービス付き高齢者向け住宅「リ・リーフ千里丘」様で『リハビリテーションの視点から介護・支援を考える』という内容の講習を実施させて頂きました。
座学～実技を行いましたが、皆様真剣に取り組んで頂くことができました。

「​リ・リーフ」千里丘様は2020.６月１５日OPENとのことですが、スタッフ様のリハビリに対する意識が高く、今後摂津の高齢者の方々、そのご家族様にとってなくてはならない存在になっていくのではないでしょうか。
フォー・ユーも「リ・リーフ千里丘」様でサービスを提供させて頂けることになっております。
ご入居者様のＱＯＬの向上を目指したサービスの提供、施設作りのご協力に全力で取り組ませて頂きます。

さて、本日は講習の中でもお話しさせて頂いた、「生活リハビリ」についての投稿です。

生活リハビリって何？
生活リハビリとは、ＰＴやＯＴ、ＳＴが行うような個別での機能訓練のことではなく、生活そのものをリハビリに変えるという観点のものです。
ご自身でできることを過不足のない介助・支援にて最大限に引き出し、日常生活を通して身体機能・動作能力の回復を図っていきます。

訪問リハビリなどでは時間の制約もあり、中々生活そのものに介入する事はできません。
個別でのリハビリでは「できないＡＤＬ」を「できるＡＤＬ」にすることが中心になりがちで、「しているＡＤＬ」に繋げるには時間がかかってしまいます。
その為、「できるＡＤＬ」を「しているＡＤＬ」にするためには、介護士、ご家族様にご協力頂き実施する『生活リハビリ』が非常に重要になってきます。

普段行っている介助・支援・介護を一度見直してみて下さい。
必要以上にお手伝いしていませんか？
介助・支援が必要な方にとっては介助・支援が必要な生活動作そのものが絶好のリハビリ機会になります。
そこで過剰な介助・支援をしてしまうことは機能や動作能力の改善を阻んでしまうことにもなりかねません。

普段行っている介助・支援そのものがリハビリになる。
『生活リハビリ』を意識して介護・支援にあたってみましょう。

 

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