梅雨の痛みは気のせいじゃない！？

梅雨も本番に入り、雨天の日が続くようになってきましたね。
ただの雨なのですが、健康な方でも梅雨は気分が落ち込んだり、身体がだるかったりと心身の変化が現れますよね？

これは高齢の方にとっては、決して侮れない問題だと思っています。
雨になると膝が痛む、腰が痛いなどといった訴えを聞いたことがありませんか？

痛みを感じるメカニズムとして「全か無かの法則」といわれるものがあります。
これは痛みを感じる際、ある一定の刺激(閾値)までは痛みを感じず、その一定の刺激(閾値)を越えると痛みを感じるという法則です。

雨が降ると痛みを感じる方というのは普段から痛みを感じさせる要素が閾値以下で存在していて、雨天の日の気圧の変化という要素が加わることで閾値を超え痛みを感じているかもしれません。

雨で痛みを訴える方の痛みは気のせいでもなく、気分的なものでもない可能性は大いにあるということを認識しておきましょう。
本当に痛いのに周りの人から「気のせい気のせい」などといわれてしまうと更に精神的に参ってしまいます。

また梅雨の時期は転倒が非常に多い時期でもあります。
大体転倒の原因の予想はつくかとは思いますが、濡れた地面・路面によって滑って転倒される事例が非常に多いかと思います。
また逆に湿度が上がるとフローリングなどの滑りが悪くなり躓いて転倒してしまうケースも発生します。
靴の選定などには十分気をつかっていきましょう！