ポジショニングのポイント!
施設などへ訪問させていただくと、スタッフ様より「ポジショニングってどうすればいいですか?」と尋ねられる事がよくあります。
なので今日はポジショニングのポイントついてお話しようと思います!
●ポジショニングの目的
ポジショニングの目的は大きく3つの目的があると考えています。
①安全で快適な姿勢を保持して頂くこと
②関節拘縮や褥瘡、循環障害・誤嚥などの今後起こりうる問題の予防をすること
③動きを促進し、能力や可能性を引き出すこと
ポジショニングを正しく行えばこれらを可能にする効力を持つというわけです。
●ポジショニングを行う上で知っておくべきポイント
①安定して姿勢・体位を保持できている
これは一定の時間、脱力していても姿勢・体位が崩れずに安定かつ安全に保てている状態です。
(一定の時間とは2~3時間を限度とした時間です)
この安定・安全な姿勢を24時間ベースで管理する必要がある為、状況や時間により随時変更していかなければなりません。
②リラックスできている
これはポジショニングを行う上で一番重要ではないかと思います。
臥位にしても、座位にしてもリラックスしている状態が身体的・精神的ストレスが少なく、二次的な障害を引き起こしにくい為、身体全体を相対的に見て位置関係が崩れていないかを確認して下さい。
身体各部の位置関係が崩れていると、無意識的に身体の位置関係を補正し、安定した格好になろうとされるため、各所の筋緊張を亢進させる事となり、リラックスできない状態になってしまいます。
このリラックスできていない状態が続けば続くほど関節拘縮や褥瘡のリスクは高まってしまいます。
身体が捻じれていないか、不自然な位置に身体の各所が位置されていないか、穏やかな顔をされているかなど細かくみていきましょう。
③体圧を分散する
身体にかかる圧力をムラなく均等に分散する事です。
これを行う事で局所に圧力が集中する事を軽減させ、褥瘡を予防し、また快適性を高める事ができます。
人間の身体は真っすぐではなく、凹凸が存在しています。
この凹凸に合わせ、凸凹でクッションなどを配置する事で圧力を分散する事ができます。
しかし、過度にやりすぎると不快感が発生しかねませんので、①・②も踏まえ行って下さい。
④動けない状態にしない
これは対象となる、患者様・利用者様がいざ動きたいと思ったときに動きを妨げない状態です。
柔らかいベッドで身体中をクッションで埋め尽くしている状態では動きたくでも身動きができません。動きたいのに動けないという状況は身体面・精神面ともに悪化を招く可能性があります。
対象となる方の可能性を潰してしまわないように注意しましょう。
これらが基本となるポイントですが、お一人お一人の身体状況や生活状況によっても大きく変化しますし、同じ対象者であっても体位が変わればポジショニングも変化します。
正しいポジショニングを行うためには、対象となる方のアセスメントが非常に重要になります。
しっかり、身体状況・生活状況を把握する事が出来ていなければ、正しいポジショニングは不可能です。
またポジショニングをなんのために行うのかを考えながら実践していきましょう。
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