リハビリ・鍼灸・マッサージの内容・効果

脳梗塞や骨折その他の疾患を患うと多くの方が何らかの障害が身体に残ることになります。
正しいリハビリを積極的に行うことで身体状況が良くなるケースが多いため、近年ではリハビリテーションの重要性が一般の方にも普及しています。

リハビリテーションの第一目的は不自由なく日常生活を送れるようになることです。

失った機能や能力を取り戻すことももちろん重要ですが、残された能力でいかに日常生活を成り立たせるかという観点も非常に重要になります。

失った機能を取り戻すリハビリテーション
筋力トレーニング・基本動作トレーニング・生活動作トレーニング
ＲＯＭ(関節可動域)訓練・神経筋再教育・呼吸訓練
バランストレーニング・姿勢制御トレーニングなど

残された機能を伸ばすリハビリテーション
福祉用具の選定・環境設定(現存機能で生活を成り立たせる上で過ごしやすい環境に変更する)
利き手交換などの残存機能を伸ばすトレーニング・代替案の提案など

ご利用者様一人ひとりに合わせこの二つの観点で「豊かな日常生活」を送る手助けを行います。

鍼灸治療はＷＨＯでも治療効果が認められており、中国をはじめとするアメリカやヨーロッパなど世界各国でも医療現場での活用が進められています。

肩こりや腰痛に鍼治療をするイメージが強いですが、現在は西洋医学だけでは対処できない疾患に対しても鍼灸治療は取り入れられています。

東洋医学では病気や症状をからだ全体のものとして捉えます。からだ全体をみて、そのからだ全体のバランスを整えることで自然治癒力を高め、病気や症状を改善させていきます。
身体のバランスを保っているのは気・水・血の３つの要素であり、この要素がバランス良く体内を巡ることで健康でいられると考えられています。

リハビリ分野でも東洋医学のリハビリ応用が始まっており、様々な研究が発表されてきています。
 

フォー・ユーでは西洋医学であるリハビリテーションと東洋医学である鍼灸・マッサージを併用してサービスを提供しています。

西洋医学では病気や障害の原因を突き止めその原因を排除していくアプローチをとりますが、東洋医学は身体のバランスが乱れることで症状が生じ、そのバランスを整えることで症状が緩和されるという考えのもとアプローチを行います。
どちらが優れているということではなく、それぞれの強みを活かし合い、ご利用者様に最大の効果を提供することが重要であると考えています。